マット&ジェフ(チーム・エクストリーム) vs トニー・ママルーク&リトル・グイドー(フル・ブラッデッド・イタリアン) w/z トリニティ


Smackdown所属の兄マットとRAW所属の弟ジェフが遂に合流し、4年ぶりにハーディーボーイズが復活。
この二人はいわゆる「レスリングブラザーズ」ではなく、本当の兄弟です。
「チーム・エクストリーム」と呼ぶにはリタが足りないと思うのですが、「エクストリーム・チャンピオンシップ・レスリング」に出るからか、今はそう呼ばれています。
マットはオーソドックスなレスリングをするのに対し、ジェフは命知らずの過激な飛び技が売りです。だから、以前はどうしても「マットが受けてジェフが攻める」という形になっていたのですが、今回はマットの方が目立っていて、もはや「賢弟愚兄」とは言えません。


パワーボムとネックブリーカーの複合技でママルークをKOした後、グイドーに ポエトリー・イン・モーション → マットのツイスト・オブ・フェイト → ジェフのスワントーン・ボム と決め、最後はマットが片エビ固めで押さえてピンフォール

  • ポエトリー・イン・モーション…コーナーに寄りかかっている相手に対し、マットを踏み台にしてジェフが飛び、リバースレッグラリアットを当てる技
  • ツイスト・オブ・フェイト…フロントネックロックから反転してダイヤモンドカッターの形になる技
  • スワントーン・ボム…ダウンしている相手に対し、コーナーポスト上から前転しながら背中から落下し圧し潰す技。いわゆるセントーン・ボムだが、ジェフはフォームが白鳥のように美しいのでこう呼ばれている(命名者はジム・ロス


新しい合体技や定番の合体技を見せ、ハーディーズここにありを見せつけました。そして、相手のF.B.I.もうまくハーディーズの良さを引き出しました(でもママルークの巧さは分かりますがグイドーの良さは未だに分かりません)。短いながらも密度の濃い好試合だったといえるでしょう。


○マット(ピンフォール)グイドー×