2007/4/16 RAW
at イリノイ州シカゴ オールステートアリーナ
ストーン・コールド・スティーブ・オースチン演説
ビクトリア&ジリアン&メリーナ vs キャンディス&トリー・ウィルソン&アシュリー
○アシュリー(高角度前方回転エビ固めによるピンフォール)ジリアン×CMパンク vs ケニー・ダイクストラ
○パンク(膝蹴り落としからピンフォール)ダイクストラ×カッティング・エッジ(エッジ司会のトークショー)
ゲスト:マネー・イン・ザ・バンクの出場者ノーDQマッチ ミスター・マクマホン vs ボビー・ラシュリー
今回は会長自ら「ラシュリーに制裁を加える」として、ラシュリーとのシングルマッチに臨みました。しかし、そこは会長のこと、素直に一対一の試合をするわけがありません。この試合は「ノーDQ(反則裁定なし)」、あらゆる反則が認められるルールです。通常なら乱入があれば試合は止められるのですが、このルールではそのまま試合が続行されることになります。会長はそのルールを悪用し、ランス・ケイド、トレバー・マードック、クリス・マスターズ、ジョニー・ナイトロを乱入させてラシュリーを痛めつけようとしました。ラシュリーはそれらの相手を蹴散らしたものの、最後にウマガが出てきたところで状況は一変。ラシュリーとウマガが真正面から殴り合っている隙を突いて、会長が後ろからローブロー。更にウマガのサモアンドロップが決まり、ダウンしたラシュリーを会長が強引に押さえ込んでピンフォール。
○マクマホン(ウマガのサモアンドロップからピンフォール)ラシュリー×
ウマガは更にスプラッシュ、巨ケツを食らわせ、とどめはサモアンスパイク。会長はラシュリーを挑発する為にもう一度フォールし、リングアナのリリアン・ガルシアに勝者のコールをさせました。
1週間後「レッスルマニア23」の舞台において、両者は「バトル・オブ・ザ・ビリオネアー」、すなわちマクマホン会長とドナルド・トランプ氏の代理人として対戦します。ウマガが勝てばトランプ氏が、ラシュリーが勝てば会長が丸坊主になることになります。
ミスター・ケネディ&ランディ・オートン vs ハーディーズ(マット&ジェフ)
○オートン(RKOからピンフォール)マット×2007年殿堂者紹介
本年度最後の殿堂者が紹介されました。実況アナウンサー、"Good Ol' J.R."ジム・ロス。
元はクロケット・プロ(WCWの前身)のリングアナウンサーやインタビュアーを務めていたのですが、WCWの上層部と対立してWWEに移籍しました(記憶が曖昧なのですが、確かポール・ヘイマンも同じ頃にWCWを退社したはずです)。それから長年WWEの番組で実況を続けてきました。いつ頃だったかは忘れましたが(レッスルマニア前でWWE関連のネット情報をシャットアウトしてるので確認できません)顔面神経麻痺を患ってからは声に張りがなくなったものの、あくまで現場にこだわってWWEの看板として喋り続けています。今や「WWEの声」と言っても過言ではありません。なお、番組を離れると、WWEの副社長(人事担当)としての顔もあります。かつては人事面で絶大な発言力を有していたようですが、最近はどうだかよく分かりません。