2007/5/23 Smackdown
at アラバマ州バーミングハム
ブギーマン w/z リトル・ブギー vs ウィリアム・リーガル w/z デイヴ・テイラー
○ブギーマン(テイラー乱入による反則)リーガル×試合終了後、テイラーはリトル・ブギーマンにも暴行を加えていたのですが、ケインが救出に入ってきたのを見て慌てて観客席に逃げ込みました。ケインはすぐに追いかけたものの、結局逃げ切られてしまいました。
ブライアン・ケンドリック w/z ポール・ロンドン vs ドミノ w/z デュース&チェリー
○ケンドリック(スライス・ブレッドからピンフォール)ドミノ×ミスター・ケネディ vs マット・ハーディ
○マット(ツイスト・オブ・フェイトからピンフォール)ケネディ×めまぐるしく展開が変化したこの試合。激しい攻防の末、マットに軍配が上がりました。
JBLは、MCが次の試合の話を振っていたのにそれが耳に入らないほど興奮していたのか「人に聞かれることがある。『現役時代が恋しくならないのか?』と。名勝負を見れば当然そう思う。最高の試合だった。」と、熱く語っていました。これが用意されたコメントなら、MCの話を聞かずに喋り続けるはずがありません。JBLは心の底からレスリングが好きなんでしょうね。
ジミー・ワン・ヤン vs グレゴリー・ヘルムズ
○ヤン(ムーンサルト・アタックからピンフォール)ヘルムズ×バティスタ演説
PPV「バックラッシュ」で行われた、アンダーテイカー vs バティスタのラストマン・スタンディング・マッチ(世界ヘビー級選手権試合)は、両者KOという壮絶な決着となりました。もちろん王座は移動しません。痛み分けとはいえ、挑戦者のバティスタにとっては敗北に等しい引き分けでした。この演説に先立ち、ゼネラル・マネージャのセオドア・ロングから「次週のスマックダウンで再戦を行う。試合形式はスチール・ケージ・マッチ」とのアナウンスがありました。
感動的な演説だったので全文引用(ルミエール訳)します。
「先週の日曜、バックラッシュでテイカーと潰し合った。極限まで闘ったが、限界を超えてしまった。どちらも10カウントで立てなかった。何も決着がついていない。床に横たわり、破壊された機材に押し潰された。痛めつけられて血を流しながら、自分に問いかけた。“価値があるのか?”世界ヘビー級王座を奪還するために、苦痛を味わった。すべてを破壊した。可能ならば、横たわる自分の顔をひっぱたいてやりたい。自問する自分に言ってやる。“すべて価値があった”味わった苦痛も流した血も無駄ではない。覚悟はできている。今でも俺の体は激しい痛みで悲鳴を上げている。だがもう一度、試合に挑む。価値があるからだ。レッスルマニア後、俺は世界王座奪還を使命に掲げてきた。高さ4.6mの金網戦で奪い返す。」
フィンレー vs ミズ
目潰しされたり、スピアーを食らったり、リング下に引きずりこまれたりと、終始ホーンスワグルに引っ掻き回されたミズは癇癪を起こして試合を放棄しました。○フィンレー(カウントアウト)ミズ×
アンダーテイカーVTR出演
テイカーはVTRのみの出演。トロン越しにバティスタの処刑を宣言しました。US選手権#1コンテンダー決定戦 MVP vs ケイン
リーガルとテイラーが乱入し、エプロンサイドからケインに攻撃を仕掛けました。それにMVPも加わり3対1の状況になったものの、レフェリーはMVPを引き離してリング中央に戻しました。ところが、その隙にリーガルがケインの顎に左フック(メリケンサック付)をお見舞いし、ケインはグロッギー状態に。MVPはとどめのプレイ・メーカーで試合を決めました。○MVP(プレイ・メーカーからピンフォール)ケイン×