2007/7/31 ECW

at ルイジアナ州ニューオーリンズ



マット・ストライカーの世界一受けたくない授業

受講生:ブギーマン


今回の講義は「ミミズの生態」。数学や生物など手広く扱っていますが、専攻はいったい何なんでしょうか?ちなみに本職だった頃は高校で社会科を教えていたそうです。サボってプロレスの試合に出場していたのがバレて解雇され、プロレスが本業になりました。まったく日教組はけしからんですな。
ストライカー先生は現物を教卓に置いて講義を始めました。「ミミズは雌雄同体だ。オスとメスの生殖器がある。食うんじゃない。腺組織をこすり合わせ、卵を産みつける。それを食うのか。このネバネバを見ろ。その粘性の分泌物は、窒素化合物だ。窒素は地中に存在し、植物を成長させ発芽させる。ミミズは血も涙もない。」
いやあ、勉強になりますなあ。ブギーマン教材を食べるのに一生懸命で、講義はあまり聴いていない様子でしたが。


続けてブギーマンに対し「血も涙もないといえば、今までのお前の行為だ。それを改めてもらう。今すぐに!」
そこで聞き覚えのない入場テーマが流れてきました。出てきたのはヴィセラ。ですが、いつものパジャマ姿ではありません。ストライカー曰く「この男は『ビッグ・ダディ・V』だ!」どうやら今後ヴィセラはモンスターキャラでやっていくようです。
Vはブギーマンを抱え上げて教卓に叩き落とし、更に黒板に叩きつけました。ブギーマンは黒板を突き破り、場外に転落。
メイブルは元々WWEきっての巨漢です。本気でやれるのなら、この先恐ろしい存在になるかも知れません。



イライジャ・バーク vs ボールズ・マホーニー

○バーク(イライジャ・エクスプレスからピンフォール)マホーニー×



CMパンク vs スティービー・リチャーズ

すごい試合でした。スティービーがいつもは使わないえげつない打撃や多彩な関節技を多用すれば、パンクも地味な関節技を繰り出して対抗し、WWEらしくない試合展開となりました。


○パンク(GTSからピンフォール)スティービー×



ミズ vs ナンジオ

エクストリーム・エクスポーゼはなぜかミズに夢中。


○ミズ(ミザード・オブ・ミズからピンフォール)ナンジオ×



エクストリーム・エクスポーゼ



ECWルール トミー・ドリーマー vs ジョニー・ナイトロ

今気がついたのですが、ナイトロのパパラッチはいなくなったんですね。


現ECW王者のナイトロは、凶器反則なんでもござれのハードな攻撃を受けながら、ナイトロならではの華麗な受け身で演出し、ECWの世界に入り込みつつも自分の持ち味をフルに発揮して試合を盛り上げました。
圧巻は場外のセキュリティウォール上からのコークスクリュームーンサルト。あれだけの高さしかないのに、後方一回転に捻りまで加えてみせたのです。あれぞまさにハードコア。凶器だけがハードコアじゃない。
いやはや、ナイトロやっぱりすごいわ。王者たるものこうでなくてはなりません。ハードな受けを全部相手にやらせるような卑怯者とは一味違います。


○ナイトロ(ロープ足掛け式エビ固めによるピンフォール)ドリーマー×
※ステップ・トー・ホールドでコーナーに設置した折り畳み椅子に叩きつけた後にカバー