2007/8/8 Smackdown

at テキサス州ラレド



セオドア・ロングGM挨拶

世界ヘビー級王者エッジは、前週ケインに襲われた際に左胸筋を負傷し、欠場することになりました。ロングGMは「王者は30日の期間内に防衛戦を行う義務がある。この規定により、エッジの王座は返上となる」とアナウンス。
そして王者エッジ入場。

エッジ演説

観客からは当初同情の声も上がっていたものの、エッジの必死の訴えで風向きが変わり、最後には罵声に包まれました。嫌われるのも大変だ。
一通り演説が終わった後、「エッジ トリビュート・ビデオ」が上映されました。ビデオ上映の後、ロングGMは「この後すぐ20人参加バトルロイヤルを行い、その勝者を新世界ヘビー級王者に認定する」とアナウンス。エッジは少しでも長くベルトを持っていたいようで、泣き顔で拒絶しましたが、ロングGMにその場で王座を返上するよう要求されると、最後には観念してベルトを手渡しました。観客からは歓声と罵声が半々くらい。
エッジは涙を浮かべて花道を引き上げていきましたが、一部から"You Suck!"の声が上がりました。しかしここは「ナナナーナ」の歌で見送ってほしかった。野球で聞かされるとムカつきますが。多村が凡退したら"You Suck!"と言いたくなるのは私だけではないでしょう。

トリー・ウィルソン vs ビクトリア

○ビクトリア(ウィドーズ・ピークからピンフォール)トリー×

世界ヘビー級王者決定戦 20人参加バトルロイヤル

勝者:グレート・カリ
※カリが新世界ヘビー級王者に


カリはインド人初の世界ヘビー級王者となる快挙。IT業界を席巻するインドパワーがプロレス業界にも波及したようです。



マット・ハーディー vs ケニー・ダイクストラ

○マット(ツイスト・オブ・フェイトからピンフォール)ケニー×

世界ヘビー級王座挑戦者決定戦 バティスタ vs ケイン

PPV「グレート・アメリカン・バッシュ」で予定されている世界ヘビー級選手権試合の挑戦者を決める一戦。本来ならエッジvsケインで行われるところでしたが、エッジが返上したため流れてしまいました。また、PPVではカリとバティスタの試合も組まれていました。マッチメーカーのヴィッキー・ゲレロがカリの対戦相手をどちらにするか決めかねていたところ、ロングGMがこの試合を組み、その勝者と対戦させることを決定しました。


ところが、自分の対戦相手を決める試合なのに、なぜかカリが乱入して無効試合に。こいつにはかけらほどの知能しかないのか?
この事態を収拾するため、ロングGMが入場ゲートから姿を現しました。そして「カリの相手はその二人だ。PPVのタイトルマッチはトリプルスレットとする」と決定。